ダニエルアーシャムのポケモン像

  先日から六本木ヒルズのビル下に、なにやらポケモンの工事中みたいな銅像がいくつかできてきてると思っていましたが、昨日金曜日の夜だというのに相変わらず残業で疲れ果ててビル横を通っていると、ポケモンの像が少し増えていて、それが工事中ではなく、りっぱなアートのように照明に照らされて多くの人たちがカメラに収めていたので、自分もよくよく見てみるとなるほどアートとして見るべきものなのかと納得して、写真に収めてきました。

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  これはダニエルアーシャムという色覚異常のアーティストが作成したもので、基本的なコンセプトとして「フィクションとしての考古学」や「古代の腐食した世界観」というものから作り出されたもののようです。

  そう言われてみれば確かに色のない、冷たい世界からやってきた動きのないポケモンたち、ところどころ壊れて中身の部品が飛び出している様は、自分が子供たちと一緒に遊んでいた温かみのあるポケモンではありません。しかしインパクトがあるので今度は昼の明るい時に、もう少し良く観賞してみようと思います。

  そうして週末の楽しみもない近頃の荒廃した日々は過ぎていきます。今の時勢をよく反映したこのポケモン達なのでしょうか。


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