長崎旅行記4日目 嬉野温泉大正屋から有田、長崎、空路東京へ
大正屋の朝湯と朝食♨️
旅行4日目最終日になってしまいました。朝6時頃に起床し朝温泉に四季の湯に行きました。浴場は窓が高く朝の光を浴びながらの朝湯はゆったりとして気持ちも落ち着くお風呂でした。
それから朝食会場に行き、和朝食をいただきました。一品一品が素朴な味わいで茶粥や温泉湯豆腐といった大正屋自家製の料理は昨夜の食べ過ぎの胃にとても優しかったです。
また器もそれぞれちゃんとした物なので、おそらく有田、伊万里または波佐見焼、丁寧な食事を提供してくれるおもてなしを感じました。
短い時間の滞在でゆっくりと旅館の風情を感じる暇もあまりありませんでしたが、この旅館の建物は、杉木立に囲まれた静かな佇まいにあり、皇居新宮殿の基本設計も手がけた日本芸術院会員の故・吉村順三氏による設計らしいです。
建物は古いですがとても丁寧に年を重ねている感じで暖かい風情のある宿でした。
嬉野周辺散策⛩
大正屋をチェックアウトした後、周辺の散策をしてみました。大正屋のすぐ近くにある豊玉姫神社にお参り、乙姫様となまず様にお参りしてきました。
その後シーボルトの湯へ。ドイツ医師のシーボルトが江戸時代に嬉野に立ち寄ったことにちなんで名付けられた公衆浴場らしいです。建物の中は公衆浴場、シーボルトの展示および地域のコミュニティの場所にもなっているようです。
有田町深川製磁チャイナオンザパークへ☕️
シーボルトの湯から大正屋まで一旦戻り、車で次の目的地に出発です。短い滞在でしたが、嬉野温泉と佐賀の美味しい料理、陶器の魅力を教えてもらえました。さようなら大正屋。
次の目的地は有田町の深川製磁チャイナオンザパークです。佐賀県といえばやっぱり有田焼を見ておきたいと思いこちらを訪れてみました。大正屋から車で30分程で到着しました。丘の上にある陶磁器の美術館で、アウトレット、ギャラリーやレストランがあります。
トイレの表示も有田焼
アウトレットや美術館を見学して、究林登(クリント)というレストランでランチ、佐賀牛のカレーが深川製磁の素敵な食器で提供されます。野菜サラダと食後にコーヒーデザートが付いてきました。
全然期待せずに入ったレストランでしたが、使われている食器も素晴らしく、佐賀牛がわりとたっぷり入ったカレーがとても美味しくて、デザートやコーヒーもついてとても良いレストランでした。ここはおすすめです。
再び長崎市内へ
有田から再び長崎市内に戻って初日に訪れなかった出島と、お土産を見るのに長崎アミュプラザに訪れました。
出島は修学旅行生がたくさんいて賑わっていました。各建物では歴史に関する展示や解説がされていて鎖国されていた江戸時代でも貿易が行われていたところだと改めて認識しました。中学や高校で歴史で習っていたはずですが、あの頃はほんとに字面だけで暗記しただけでした。
出島観光の後、長崎アミュプラザというショッピングセンターでいくつかお土産を買いました。カステラをもう少しと長崎物語というクリームの入ったバームクーヘンみたいなやつを買いました。長崎アミュプラザに車を停めたものの、JR長崎駅の直結ビルだったみたいで駐車料金が高めでした。
空路東京へ
出島ワーフから沈んでいく夕日がきれいでした。これから長崎空港のトヨタレンタカーで車を返して空路東京へ戻ります。3泊4日で3日とも違う宿に泊まって始終慌ただしい旅でしたが、それぞれ素晴らしいホテルや旅館でした。おかげでまたいい思い出が作れました。
ありがとう、長崎、来れたらまた来たいです!