長崎旅行記 1日目 長崎市内からガーデンテラス長崎
羽田空港へ🚗
12/17金曜日雨、朝6時に起床。10時発の長崎行きJAL607便に乗るために車で羽田空港へ出発しました。首都高速4号線や中央環状線は、平日の雨の日にしては、そこそこ渋滞していたものの順調に走れて、8時にはJALのある第1ターミナルに近い羽田空港第1駐車場に到着しました。ところがやっぱり年末近いからかな、もうほぼいっぱいで6階の屋上しか空いてなく、強い雨の中車から荷物出してターミナル建物に入るまでに少し濡れてしまいました。第2駐車場はまだ空きがあったようなのでそちらにするべきだったな、その時、あーあ長崎は今日も雨だったという歌が頭の中でよぎり、現地は大丈夫かなと思いつつ、長崎って結構歌謡曲のタイトルになることが多そうだけど、それくらい何か魅力的な街なのかなーと、これからの旅に思いを馳せつつ、羽田空港B1のドトールコーヒーでモーニングセットのホットドックとコーヒーをかきこんで、出発検査場に駆け込みました。
長崎へのフライトはゆったり✈️
フライトの座席は事前のシートマップの予約状況ではほぼ満席だったはずなのに、乗ってみると自分の座席の周り結構ガラガラでこれはどうしたことかおそらく団体さんでも急遽キャンセルが入ったのかもしれません。3+3の座席でつめつめの状態を予想していたので、思いのほか機内ゆったりと過ごすことができ、ガイドブックのるるぶを見ながら機内サービスのコーヒーを飲みながらこれからの旅に思いを馳せました。今回の旅は元々年末に子供と一緒に行こうかと計画していたものの、彼の仕事の都合で調整が難しくなり、それならわざわざ料金の高い時じゃなくていいなと、急遽夫婦2人だけで日程を繰り上げて行くことにしたためあまりちゃんとした旅程を組んでいなかったのです。まーいつもそんな感じなんですけど。
旅程の計画✒️
そうは言っても一応ざっくりとした予定は組んでおり、今回はJALのダイナミックパッケージを利用して3泊4日のフライトと宿泊を組み合わせました。旅行が唯一の趣味みたいな自分にとっていつも旅の目的とするものは、しょぼいサラリーマンの日常から脱出して、非日常にトリップすることと考えているので泊まるホテルや旅館、食事、観光の内容、例えば絶景、ビーチ、温泉、テーマパークなど、ある程度非日常なものを重視して選びます。今回は冬の旅行でかなり寒気も降りてきて北の方は雪も多そうだったので、南の方がいいかなと思って、まだあまり行ったことのなかった長崎や佐賀方面にしました。長崎では新国立競技場の設計で有名な建築家の隈研吾氏が手がけた「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」に泊まれたらと以前から思っていたのでまずここに1泊、あと長崎きたらハウステンボスのイルミネーション見たくてハウステンボスに1泊、冬なのでやっぱり温泉かなーと思い嬉野に1泊というふうになりました。この3カ所の周り方、どれがいいのか少し迷ったのですが、ホテルや旅館の空き状況や地理的な行程を考えると長崎空港→長崎→佐世保→嬉野→長崎空港が良さそうと思い決めました。
長崎空港到着✈️
約2時間のフライトで長崎空港に到着し、あらかじめ予約してあったトヨタレンタカーの送迎車に乗り込みました。レンタカーオフィスは空港から橋を渡って結構走った所にあって車で出発できるまで少し時間かかります。今回はコンパクトカー車種指定なしで予約してあったのですが、車種はヤリスでいつも大体ヴィッツかカローラだったので初めての車でしたが小さい割に馬力もあってとても運転しやすかったです。早速、長崎市内に向けて出発、約40分程のドライブで松が枝町第2駐車場というグラバー邸そばの駐車場に着きました。
長崎ちゃんぽん🍜
長崎に着いてまずお昼ごはんということで、やっぱりちゃんぽんでスタート、駐車場のすぐそばにある「四海樓」という大きな中華料理屋に行きました。ここは長崎湾が一望できる眺めの良いレストランでしたが、自分たちが着いた時はほぼ満席だったので窓側から離れた席でした。ちゃんぽんと餃子を注文してペロリ完食、さすがに本場のちゃんぽんのスープは海鮮と豚骨の旨味が調和してしかもあっさりしていて最高でした。サイドに頼んだ餃子もよかった。
メニューとお値段はこんな感じです。
長崎市内観光 📸
昼食の後はすぐそばにある大浦天主堂とグラバー邸へ、坂を登ったり降りたりして歴史的な建造物を見学して回りました。大浦天主堂はとても厳かな佇まいでキリスト教弾圧の時代に思いを馳せました。リンガーハットの由来はフレデリック・リンガーでこのグラバー邸のある居留地に住んでいた英国商人と初めて知りました。
グラバー邸のいろいろな建造物。
続いて大浦天主堂近くで路面電車に乗り長崎新地中華街に向かいました。路面電車は正式には長崎電気軌道と呼ばれるようで、運賃は乗車区間に関係なく140円で交通ICカードが使えるのですが、自分はPASMO持ってくるの忘れて慌てて小銭あるか確認したりして焦りました。中華街は規模も大きくなく閉まってる店も多かったですが、桃まんじゅうや角煮まんを食べ歩き。
桃まんじゅうと蘇州林のテイクアウト角煮まん
さらに歩いてカステラの福砂屋へ。伝統格式のある雰囲気の外観や店内で、とりあえずお土産をゲットし味見用に小さなカステラキューブを買って立ち食いしました。
格式のある福砂屋の店舗
長崎街道シュガーロードキューブ。もうお土産はこれ買うしかないくらいの雰囲気でかわいい外箱で、中に2切れ入っています。カステラはとてもしっとりとして柔らかく底のザラメ糖の甘さと調和して美味しい。
近くには坂本龍馬の像や丸山町交番の建物
さらに歩いて思案橋からめがね橋へ
めがね橋は手前の水面と遠くの山々の遠景が見えて何か穏やか気分にさせてくれる場所でした。時間があればもう少し周辺も探索したかったのですが、予定を欲張りすぎて駆け足でまた次のところへ、路面電車で駐車場へ戻ります。
車で長崎平和公園へ。すっかり日が暮れてしまいました。
それほど遠くない過去の歴史で原爆が投下されたことを再認識しました。なぜ優秀であるはずの国の指導者たちが戦争を始めるにしても、終わらせるにしてもこういう決断をするに至るのか不思議です。
長崎市内観光はこれで終わり回りきれなかったところは最終日に時間があったら見ることにして、本日宿泊の「ガーデンテラス長崎」に向かいます。
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート🏝
平和公園から稲佐山展望台方面に車を走らせてくねくね道を登って行くとガーデンテラス長崎の看板が照明に浮かび上がっていて、そこを入っていくとロイヤルテラスのフロントロビー前に到着。係の人がすぐに対応してくれチェックインの手続きが始まりました。寒い日だったのでウェルカムドリンクの暖かい琵琶茶で癒されました。ティーカップは波佐見焼のようでした。
館内はどこもスタイリッシュで暖かい雰囲気。チェックイン手続きを終えてカートで別棟のタワースイートへ案内されました。
部屋はかなり広くておそらく60㎡くらい、部屋から長崎の夜景が見えます。部屋のバスタブが夜景側に配置され、お風呂に入りながら夜景が見えるようになっていますが、写真を撮り忘れていました💦
追加のベッドを入れてもらえれば軽く4人泊まれそうな部屋なので家族でも来れそうです。冷蔵庫の飲み物やラウンジも使えていろいろなドリンク類やスナックも無料なので若い人達には最高です。そうこうしているうちに夕食の時間になり、本館グランドテラスにあるフレンチレストラン「フォレスト」に歩いて向かいました。といっても歩いて2分くらいです。レストランからも夜景が見えます。
フレンチのコースはJALパックについていた1番リーズナブルなやつだったと思うのですが内容は最高でした。
アミューズブーシュ
海の幸を一皿に、パンも
本日のオードブル、ポタージュスープ
旬魚のポワレ、シャーベット
長崎和牛ステーキ
本日のデザートとコーヒー
素材がとても良い感じでポワレやステーキは本当に美味しかった。
帰りにラウンジに寄りましたが、お腹いっぱいだったのでかすていらサイダーだけ飲みました。
おやすみガーデンテラス💤
これで長崎旅行1日目終わりです。明日はこのホテルで朝食を食べてチェックアウト後、ハウステンボスに向かい「ホテルヨーロッパ」に泊まります。